012 ひとつの運動を比べてみよう〈歩行〉

歩き始めるまで、いつ歩くかな、人と比べて遅いかな早いかな、気になりますね。そこまでの発達が劇的だからこそ、なんとなくゴールを求めて『歩き始めたら安心』みたいな気持ちが出てくるのかもしれません。

歩き始めも単なる通過点です。
歩き始めてからも、そこまでにも増して一気に運動が変化します。

移動手段を得るというのは素晴らしい革命なのだな!と、動ける喜びを全身で味わう姿に、こちらまでワクワクします。

歩き始めはこんな感じ。転んで、立ち上がって、転んで、立ち上がって…。今の時代、靴を履かないと危ない場所が多いですが、歩き始めの足の動きには少し靴が邪魔です。歩き始めて1-2ヶ月、靴なしでの歩行のコントロールの機会もたくさん欲しいです。
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つぎは、歩き始めて半年後くらい。
転ぶ回数が減ってきます。ここまで一生懸命転んできた成果です。左右へのドタバタした動きも少し減ってきます。
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そしてそのまた半年後…もう走ってます。
走るの定義は、空中期があること。地面に足を着くときは必ず片足であること。歩行に必要な安定性を身につけると、もうすぐにその安定から抜け出して、片脚ずつの運動に移行してしまうわけです。
動画の前半は、バランス悪いところをわざと歩いたりもしていますね。。

[wpvideo zbuZRo8u ]
その時々の歩く能力を、十分満足させてあげましょう。たくさんたくさん歩きましょう。